法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

うっかり過負荷仮説

先日のこと、パソコン廃棄の準備作業のため、しばらくパソコンの前に座って操作してました。パソコンの前に座って作業するのは、なんだかとても懐かしい感覚でしたので、嬉々として作業してました。ところが不思議なことに、体感的な時間の流れよりも、実際の時間の流れの方が圧倒的に早いのです。昔の感覚で「このくらい時間が経ったかな」と思って時計を見ると、それより遥かに時間が進んでいるのです…

実は作文でも同じような現象をよく体験していて、昔なら30分もあれば書けたような文章でも、推敲しながらふと気がつくと3〜4時間経っていることがよくあります…

いつも不思議に思っていたのですが、最近、ある仮説にたどりつきました。

私は脳に過負荷がかかると、しばらく居眠りしてしまうのではないか…、という仮説です。より正確には、居眠りと意識朦朧と気絶の中間的な状態に陥ってしまうのではないかと思っています。座ったまま、あるいは立ったまま、しばらく意識がどこかに行ってしまっているのではないか…。それがために、記憶がパンと飛んで、今自分がどこにいるのか、何をしているのか、一瞬わからなくなることがよくあるのではないか…。そんな疑いを持つようになりました。

実は数年前の発症後、しばらく自分の状態が自分ではあまりわかってなくて、講演を聞きに行ってはひたすら居眠りしたり(脳に過負荷がかかるので…)、ちょっと無理をしては高熱を発して数日間寝込んだり、ということを繰り返してました。やがて自分の限界が少しずつわかってきて、無理を避けて引きこもるようになりました…

当時は自分の限界がわかるようになったと思ってましたが、、実はまったくわかってなかったのかもしれません。本当は今でも、読み書きのリハビリの最中にしょっちゅう気絶しているのかもしれません…。気絶時間込みで時間を計測するので、読み書きの速度が数倍から数十倍遅くなったと思っているのかもしれません…。そして文章の内容も時々よくわからなくなるのかもしれません…

もしもそういう現象が起きているのだとしたら…、リハビリの方針も少し軌道修正した方がよいかもしれません。脳に負荷をかけ過ぎないように気をつけるだけで、作業時間がグンと短くなるかもしれないからです。

すなわち、(1) 脳の超省エネを目指すと同時に、(2) 脳のうっかり過負荷を回避することで、随分と未来が拓けてくるかもしれません。そうなるといいな…