法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

日の出時刻と日の入り時刻

今日は冬至。1年のうちで太陽の位置が最も低くなる日であり、また昼間の長さが一番短くなる日でもあるそうです。

そのように聞くと、日の出の時刻が一番遅い日のように思いたくなりますが、実際に日の出の時刻が一番遅くなるのは1月上旬頃だそうです。同様に、日の入りの時刻が一番早い日のように思いたくなりますが、実際に日の入りの時刻が一番早くなるのは12月上旬頃だそうです。

ちょっと不思議な気がしますが、これは「アナレンマ」と呼ばれる現象によるものだそうです。

この現象は、自然現象というよりも、人為的な現象と考えた方がよいようです。太陽の動きと時計の動きに若干のずれがあるのが原因のようです。

したがって、日の出時刻が一番遅くなるのは今から1〜2週間後のようです。日の入り時刻は1〜2週間前から少しずつ遅くなっているようです。いずれにしても、昼間の時間が長くなっていくのはありがたいことです。


(太陽の南中から南中までの時間は厳密には24時間ではなく、季節によって若干の揺れがあるそうです。一方、人間が定めた時計には季節差はなく、均等に時を刻みます。そのため、太陽の南中時刻は季節によって変動するそうです。同様に、日の出・日の入り時刻も季節によって変動するそうです。)

(おそらく、南中時刻との時間差で計算すると、日の出から南中時刻までの時間は冬至の日が一番短くて、南中時刻から日の入りまでの時間も冬至の日が一番短いのではないかと思います。)