法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

困ったことは起こらない

(1)高血糖

今日は休憩日にしようかなと思っていたのですが、お昼前に技術的作業をしようと思い立ってしまって、チョコを食べながら作業を始めました。そのような訳で、血糖値がかなり高い状態で半身浴に入ることになりました。

半身浴で汗をかくと、老廃物が排出されるだけでなく、体に必要な成分も排出されます(分子量が小さな血中成分は、役割に関係なく排出されやすいのではないかと思います)。例えばミネラル分も排出されるので、普段から塩分を多めに取る必要があります。また、単糖類も排出されるようで、半身浴すると血糖値が少し下がるような気がしています。

さて、今日はチョコを食べて血糖値がかなり高い状態で半身浴に入ってしまいました。そして汗をいっぱいかいて、血糖値をグーンと下げてしまいました。血糖値が急激に下がると、外界の変化に対して体がどう反応したらよいか分からなくなるみたいです。それでたまに失敗することがあります。

(2)進退きわまる

今日の半身浴でも、湯船につかっている間は平気でした。いざ湯船から出て体を洗おうとすると、ふらふら感というか、めまいを感じました。

湯船から出ると当然、熱放散が大きくなります。普段は適度な熱産出が始まって体温のバランスが取れるのですが、血糖値が急激に変化したあとは、体温のバランスを上手に取れなくなるようです。

真冬に風呂場で気絶する訳にはいきませんので、一旦湯船に戻りました。幸い、湯船につかかると、めまいが消えました。(以前、立夏の夜に風呂上がりに気絶したことがあるので、慎重に行動することにしました)

しかしいつまでも湯船に入ったままでいる訳にはいきません。汗をかけばかくほど血糖値が下がります。また、湯温が下がったからと追い焚きすると、湯温が急激に上がって体温バランスが上手に取れなくて、やはりめまいがします。湯船の中も安心ではありません。

かと言って湯船から出るとすぐにめまいがします。湯船に戻っても、追い焚きのたびにめまいがします。もちろん、いつまでも入浴している訳にもいきません。

進退きわまるとはこのことか…

(3)そして脱出

しかし、困ったことは起こらないのです(笑)

まず、体への負担がなるべく少なくなる方法を考えました。湯船の温度が少し下がるのを待って、シャワーの温度を少し下げて、体温より少し暖かいシャワーでささっと汗を流して、すぐにバスタオルで軽く拭いて、下着だけ身につけて、部屋に戻りました。

そしてまず、買い置きの甘い飲み物を飲んで血糖値を少し上げました。それから、ついにストーブを出して強力な火力で体を温めました。湯冷めを防ぐためでもあり、また、十分には拭けてない体を乾かすためでもあります。体が十分に温まると、随分と楽になりました。

それからお風呂を片付けて、夕方の洗濯をしました。洗濯で体が冷えたので、もう一回、ストーブで体を温めました。ストーブの出番はここまでで、すぐに片付けました(これが今冬初出動でした)

簡単に書きましたが、ふらふらしてるので、いずれも普段より時間がかかりました。中でも、お風呂場から脱出するまでが一番大変でした。体を拭くのも、下着を身につけるのも、本当にふらふら状態でしたので、何度もへたりこんで小休憩をはさまないといけませんでした。

しかしやっぱり、困ったことは起こりませんでした(笑)

(4)他力本願

健康な人であれば、気合いで乗り切る場面だったかもしれません。しかし私には無理でした。

そこでお風呂場から脱出するときはずっと世界平和の祈りを唱えてました。そのあとは念仏をずっと唱えてました。苦しい時の○○頼みって、意外と効きますね。

そんな訳で、今夜は念の為、養生します。