法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

本物の焼売とは…

今日は焼売パンがお値引き品コーナーに置いてあったので、どんなんだろうと思って試しに買ってみました。中華饅頭っぽいパンの中に、焼売っぽいものが入ってました。はたしてこれは焼売か?というのを考えて、愕然としてしまいました。私は本物の焼売を食べたことがないかもしれません…

記憶にあるのは冷凍食品の焼売と、焼売弁当の焼売です。はたして本物の焼売と言ってよいのか?そもそも本物とは何なのか?

おそらく、冷凍食品会社さんも、お弁当屋さんも「これこそが本物の焼売だ」と考えておられることと思います。しかし本場・中国から見ると、あまりに日本風にアレンジされていて本物には見えないかもしれません。でもやっぱり、日本には日本の焼売があってもよいと思います。では日本風中華料理の視点に立ったとき、本物の焼売とはどんなんだろう…。そこから先はよくわかりません。。


個人的には、少なくとも添加物をほとんど使ってないもの、さらにはまったく使ってないものを本物と呼びたい気持ちです。

香りも味も見た目の鮮度も、添加物で簡単にごまかせてしまいます。防腐剤で多くの微生物を追い出すことができます。そういった添加物を使ってないという意味での『本物』を知っている人からすると、本物と模造品の区別は簡単だろうと思います。

しかし模造品の味しか知らない人からすると、ひょっとしたら模造品の味こそが本当の味だと思っているかもしれません。そして添加物を使ってない『本物』を変な味だと思っているかもしれません…

『本物』の味を知っている世代は、ひょっとしたらもはや現役を離れ、日々の買い物にすら不便を感じているかもしれません。一方で、若い世代は『本物』の味を知らない人がほとんどかもしれません。

『本物』が消えていくというのは悲しいことでもあり、またもったいないことでもあると思います。

添加物や農薬で腸内細菌がダメージを受けているとしたら…、さらにもったいないことだと思います…

添加物とも農薬とも無縁な『本物』の焼売を食べてみたいです。