法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

新たな地平線を求めて

今日もプログラミング作業をしました。

私は後遺症のため「視野狭窄」ならぬ「思野狭窄」の状態で一度にたくさんのことや複雑なことを考えることができません。そのため、作業内容を細かく分割して、順々に進めるようにしています。

喩えるなら、交差点で右折するときに二段階右折しているようなものです。ちょっと手間はかかりますが、安全で確実です。実際には多段階右折しているようなもので、一見するとかなり大回りしなくてはいけないこともあります。しかし「急がば回れ」「安全第一」で取り組んでいます。そのおかげで、私でも少しずつながら確実に前進することができています。

来る日も来る日も手間暇かけて多段階右折を試みているうちに、やがて右折が完了して景色が一変します。それまでは机上の空論だったことが、突然目の前に現出するからです。「おぉっ」と驚く間もなく新たな景色に順応して、そこから見える新たな地平線を目指して歩を進め始めます。

私は新たな地平線を眺める瞬間がとても好きです。新たな地平線にたどり着いてみると意外と何もないのですが(笑)、さらに新たな地平線が見えるのがとても楽しいです。

幼い子どもは、瞬間瞬間、新たな地平線を求めて歩んでいるのかな、幼い子どもにとっては日々の遊びこそが波瀾万丈の大冒険なのかな、なんてことを思ったりしながらプログラミング作業をしています。