法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

街歩きは楽しい

かつて発症前は、たまの休みに散歩をするのが楽しみでした。その日の気分で数キロ〜数十キロ歩いてました。そのお蔭だと思うのですが、発症後も街歩きを楽しむことができています。

ありがたいことに、コースを決めて歩き始めると、体が勝手に動いてコース通りに散策してくれます。お蔭で脳を省エネ・モードにして歩くことができます。交差点に近付いたり、人や自転車や車が近付いてきたりすると、脳が普通のモードに自然に切り替わるので適切な行動を取ることができます。安全になったら、また脳を省エネ・モードに戻すことができます。そんな風に脳のモードを適切に切り替えながら散策できるので、街歩きは脳への負荷が意外と小さくて、私でも楽しめます。

それに加えて、できるだけ脳を省エネ・モードにして歩ける道(人通りが少ない道)を選ぶようにしていることも、大きく利いていると思います。知人とばったり会うことのないようにコースを選んでいるので、安心して脳を省エネ・モードにして歩けることも大きいかもしれません。

街歩きをしながら脳を省エネ・モードにしても大丈夫かと心配される方がいらっしゃるかもしれませんが、それは大丈夫です。喩えるならおしゃべりをしながら散歩するのと同じような感じで、周囲に気を付けるべきところでは、脳が自然に普通のモードに切り替わってくれます。おしゃべりをしない分、周囲の音には敏感なようで、靴音、自転車の音、車のエンジン音、ドアの開け閉め、その他、街の音が聞こえるたびに脳が普通のモードに戻ります。とてもありがたいです。