法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

わかりやすい用語へ

引き続き、作文作業をしています。

ここ数日、とある用語を変更すべく集中的に試行錯誤を繰り返してました。そして結局、元に戻すことにしました。

今回の用語変更の目的は、用語の表面的な意味に惑わされにくくすることと、命名規則の一貫性を高めることにありました。そこで人工的な用語の導入を試みました。

ところが人工的な用語は、単独で見るとわかりやすいのですが、文章の中に埋め込むと途端にわかりにくくなってしまいます。そこで、わかりやすい用語を求めて試行錯誤を繰り返しました。

しかし、最終的には元に戻すことにしました。前述の方針を変更して、用語が文章に埋め込まれたときに、違和感なく読めることを重視することにしたからです。

さらに、その方針を既存の用語にも適用することにしました。そこで、今日は既存の用語を書き換える作業をしました。文章として読みやすくなると、文章の推敲が進みやすくなりました。


これまで、頭の中にある非言語思考の成果を、なんとか文章で表現しようと思って作文作業をしてきました。しかしこの方針は、喩えるなら絵画作品をなんとかして文章で再現しようと試みているようなものかもしれません。わかりやすい文章を書こうと思ったら、絵画作品とはまったく別物として、言葉の持つ特性を上手にいかした文章作品として制作しないといけないようです。今回の用語変更の試みを通して、このようなことを学びました。