法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

旧暦七月十五日

今日は旧暦七月十五日、旧盆です。

明るい照明のなかった時代には、夜の行事は満月頃が一番開催しやすかったのではないかと思います。

会場は、満月の恩恵を受けやすいように、空の広いところがよさそうです。例えば、山里であれば小山のてっぺん、海辺であれば南側が開けた砂浜、平地であれば南側の山が低いところ、などなど。東から南にかけての空が開けていると、日没から夜中まで行事が続けやすいのではないかと思います。とは言え、行事のためだけに更地を作るのはあまりに大変なので、実際には寺社の境内などが選ばれていたかもしれません。

いずれにしても、伝統行事は旧暦に基づいて行った方が、行事の意味合いが次の世代に伝わりやすくて良いのではないかと思います。