法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

マスクを付けたい人、外したい人

公共の場でマスクが推奨されるようになってから3年近く経ちました。子どもたちにとっては、マスクをしてなかった頃の生活は遠い昔のことでしょうから、記憶が薄れつつあるかもしれません。おとなにとっても、マスク生活を3年近くも続けていると、マスクを前提とした生活習慣が身に付いてしまって、マスクを外すのが恥ずかしかったり、マスクのない暮らしに戻りたくなかったりする人は、少なくないかもしれません。(例えば、スーパーのレジ係のように人目にさらされる立場の人の中には、勤務中は大きめのマスクで顔を隠しておきたいと思っている人は少なくないかもしれません)

そこで、制服が支給される職種の人に向けて、マスクも制服の一部として支給するという案はいかがでしょうか。もちろん、デザインは制服のデザインに合わせたものにして、作業中に困らないように呼吸がしやすくてメガネが曇りにくいなどの工夫もしてあって、会社のロゴも入っていて… プライベートで使うマスクをつけたときとは印象が大きく異なるように工夫されたマスクです。 マスクの裏面にバーコードが印刷してあると、誰に支給したマスクかすぐにわかって便利かもしれません。マスクが制服の一部になれば、マスク着用が社会的に要請されなくなってからも、勤務中にマスクを使い続けやすくなるのではないかと思います。

逆に、マスクのない暮らしに戻りたい人も少なくないと思います。例えば私は、マスク着用が要請されている場所以外ではマスクは着用しません。呼吸しにくくなったり、メガネが曇りやすくなったりと、不便だからです。

世の中全体で一斉にマスク着用を義務化したり不要にしたりするのではなく、マスクを外したい人は外してもよい代わりに、マスクを着用したいひとは着用したままにできる社会的な仕組みがあると良いのではないかと思います。人それぞれ事情があると思うので、いろんな考え方の人が共存できる仕組みができるとよいな…と思います。