(1)手放し運転
気温がとても低い時間帯に自転車に乗ると指が凍えるので、広くて見通しがよくて人気のない通りで、手放し運転の練習を時々しています。少しの間でも指を寒風にさらさない時間ができるのはありがたいからです。
手放し運転をするときは、サドルの上に真っ直ぐに座って、両手を胸の前で合わせて風が指に直接当たらないようにしています。ゆっくり走っていることもあって、人気のない通りであれば咄嗟のときでもこれで十分に間に合います。人や車が近付いて来たら、音でわかるからです。
(2)膝への負担
最近気がついたのですが、手放し運転をしているときは、膝に負担がかかりやすいようです。
これは推測ですが、ハンドルを握っているときと手放し運転をしているときの姿勢の違いに原因があるのではないかと思います。
ハンドルを握っているときは、自然と前傾姿勢になります。前傾姿勢でペダルを漕ぐと、脚力に加えて上半身の重みも自然にペダルに伝わるのではないかと思います。自転車に乗っていると上半身が自然に前後に揺れるのは、ペダルに体重を伝えているからではないかと思います。その結果、足腰への負担を若干小さくすることができているのではないかと思います。
ところが手放し運転をするときは、上半身の重みはすべてサドルに伝わるので、脚力だけでペダルを漕がなくてはいけません。そのため、ハンドルを握っているときと比べて、足腰への負担が若干大きくなっているのではないかと思います。特に、膝周りの筋肉の負荷が限界を超えやすいのかもしれません。
(3)抱負
もしかしたら、手放し運転をするときも前傾姿勢になることができれば、ペダルに体重を伝えることができるようになって、膝が楽になるかもしれません。来年の冬までに気長に練習しておきたいと思います。