法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

顕在意識の「思野」は狭くとも

(1)読書

昨年11月に、あるプログラミング言語の本を借りてとても興味を持ちました。そこで試しに使ってみたところ、興味がますます深まりました。そこで改めて同じ本を借りて読んでみました。

実は前回読んだときは、前半の概要はある程度理解できたものの、後半の各論はあまり記憶に残りませんでした。しかし今回は、前半の総論も後半の各論もとても興味深く読むことができました。実際に使っているので、理解を深めたり知識を広げたりするよい機会となりました。

(前回も今回も1ヶ月くらいかけてゆっくり読みました)


(2)利用

いつの間にか、このプログラミング言語を使うときは、抽象的な書き方ばかりするようになりました。コンパクトなのに、適用範囲の広い書き方です。

そのため、普段の意識状態で読んでも、あまり理解できなくなりつつあります。ところが、プログラミング用の意識状態に入って、なるがままに書いていると、なんだか書けてしまいます。そしてテストも通ってしまいます。テスト・プログラムにバグがあるのではないかと疑って、試しにわざと間違えるとテストでエラーになります。正しく書き直すとテストに通るようになります。なんだか不思議です。

不思議ついでに、機能拡張も進んでいます。思いもしなかったような機能が追加されていきます。あらゆるパーツが密接に的確に絡んで、小さな体で大きなパワーを発揮しています。誰がどうやって設計したのか、まったく不明です…

そんなこんなで、当事者なのに傍観者としても楽しんでます(笑)


(3)潜在

書籍や資料を読むときも、顕在意識では十分に理解できなくても、潜在意識のどこかで理解したり記憶したりしているようです。そして、作業で必要になったときに、ぽこっと記憶が浮かび上がってきます。きっとこれも、潜在意識のどこかに潜んでいる「昔取った杵柄」くんの計らいだと思います。

こんな形で「視野狭窄」ならぬ「思野狭窄」を乗り越えているとしたら、面白いものだと思います。

気温が下がって、日常生活では物忘ればかりしているくらいなので、顕在意識の思考力や記憶力はあまりあてにできません。潜在意識のどこかで眠っている潜在能力とつながる形の方が、よりよい成果につながるのではないかと思っています。