今日も「昔取った杵柄」くんの遠縁あたりの作業をしました。
発症前であれば、あらかじめ全体を見通した上で設計をして、それに従って作業していたと思います。しかし今は「視野狭窄」ならぬ「思野狭窄」なので、全体を見通すことができません。そこで、「思野」に収まることを手当たり次第に作業しているような状態です。
そのため、行きつ戻りつ少しずつ進んでいくような状況が続いています。明らかに作業効率は悪いのですが、多少なりとも進捗があるだけでも今の私にはありがたいことです。
作業をしていると、思わぬ勘違いに捕われてしまうことがあります。「思野」がもう少し広ければすぐに気付くような単純な勘違いであっても、今の私には摩訶不思議な現象に思えて時間を取られることがよくあります。喩えるなら、子供用の浅いプールで溺れかけていると勘違いしているような状況です。そういうときは、必要以上に脳を回転させてしまうため、しばらく疲労が残ります。
経験を重ねるうちに、少しずつ上手に対処できるようになることと思います。顕在意識の思考能力が低いので、経験を積み重ねて潜在意識に少しずつ染み込ませていきたいと思います。
