法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

立冬を祝う

今日は立冬。とうとう秋が極まって、これから冬へと大きく方向転換する時節です。2〜3週間もすると、冬らしさを少しずつ感じるようになることと思います。

一年のうちで昼間が一番短い日を「冬至」といいます(12月21日頃)。仮に冬至を冬のど真ん中として、冬はぴったり3ヶ月間とすると、冬の初めは冬至の1ヶ月半前となります。その日を「立冬」といいます(11月7日頃)。

ハロウインの起源をたどると、どうも立冬期の祭典のようです。ケルトの人たちも、立冬冬至立春春分立夏夏至立秋秋分というサイクルを大切にしていたようです(Wikipedia の「Wheel of the Year」の記述より)。化石燃料のない時代に高緯度地域で暮らしていた人たちにとって、お日様の高さの変化は(気温の変化以上に)特別な意味を持っていたのかもしれません。


立冬だというのに、朝から部屋の中を蚊が1匹飛び回っています。

拙宅ではこれまで蚊を見かける機会がほとんどなかったのですが、今年は夏からずっと蚊に好かれています。いつも1匹しか見かけないので同じ蚊なのかもしれませんし、たまたま1匹が入れ替わり立ち替わりしているのかもしれません。就寝すると耳元で飛び回るので、なかなか寝付けません…

聞くところによると、蚊の主食は植物の蜜や果汁など(糖分)だそうです。人や動物の血を吸うのはメスだけで、産卵に備えて血中のタンパク質を摂取することが目的だそうです。

拙宅の蚊は、たまに湯呑みの中でホバリングします。蚊の羽音が湯呑みの中で共鳴するのか、湯呑みの中からあの高音が響き渡って…、「水琴窟」ならぬ「水蚊窟」状態になります。