法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

超高性能バイオ・ロボットの船長として生きている

(1)バイオ・コンピュータ

人の心をある角度から見ると、ある種の構造があって、アルゴリズムもあって、データが蓄積されていて、入出力もあって…、という風に見えるのではないかと思います。すなわち、ある種の機械(バイオ・コンピュータ)が稼働していると見なすことができるのではないかと思います。

一人一人の心の動きを超高性能バイオ・コンピュータのアルゴリズムとして記述できるのであれば、集団心理は分散アルゴリズムとして記述できることになります。その視点を突き詰めてみたいと思っています。


(2)リハビリは重要

そのために必要なのは、(1)多様な体験の蓄積、(2)分析力と文章力、(3)作業時間、ではないかと思います。

このうちの「(1)多様な体験の蓄積」については、通常は様々な体験談を聞き集める必要がありますが、幸い私は罪悪深重・煩悩熾盛の極悪人なので、悪行と悪業には恵まれています。また、「(3)作業時間」については、悪人はなかなか死ねないとも聞きますので、時間はたっぷりありそうです。

したがって、「(2)分析力と文章力」の向上に努めたいと思っています。言い換えると、思考能力と作文能力のリハビリに努めたいと思っています。


(3)バイオ・ロボット

突き詰めた結果、どのような結果が得られるのかは、現時点ではまったくわかりません。

しかし、ひょっとしたら、構造的な要(かなめ)にはインドの古い言葉で言うところのクレーシャとサンスカーラが位置しているかもしれません。そして、私たちはクレーシャとサンスカーラに操られたバイオ・ロボットだ、という結論になるかもしれません。

あるいは、せっかく超高性能バイオ・ロボットを与えられているのに、操縦方法を大きく間違えて「宝の持ち腐れ」状態にある、という結論になるかもしれません。船長としての手腕が問われているのかもしれません。

どのような形にしろ、私なりに納得のいく結論を得ることができるように、リハビリと研鑽を続けたいと思います。