法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

楽天マガジン

楽天マガジン」は600誌以上の雑誌の電子版が読み放題になるサービスです。最初の1ヶ月はお試し期間として無料、それ以降は月額418円(税抜き380円)もしくは年額3960円(税抜き月額300円)です。最新号だけでなく、バックナンバーも一定期間読めるようです。

ただし、雑誌によっては一部のページが読めなくなっています。権利関係等の理由によるとのことですが、売れてる雑誌の「売り」の記事は非掲載になっているというのが私の印象です。(お金かけて取材してるんだから、正規版をお金出して買ってね、ということかもしれません)。

楽天マガジン」は、スマホでもタブレットでもパソコン(ブラウザ)でも読むことができます。雑誌の各ページが写真のようにそのまま表示されるので、高解像度ディスプレイの方が読みやすいと思います。じっくり読むには紙の方が読みやすそうですが、面白そうな記事を拾い読みできればよい人には便利そうです。

という訳で、お試し利用を申し込んでみました。まずは使い勝手を知るために、雑誌をいくつかパラパラと眺めました。お試し期間中に、継続的に読みたくなるような雑誌が見つかりますように。


話は大きく変わりますが、「楽天マガジン」の電子雑誌をいろいろと斜め読みしているうちに思い出したことがあります。

ひとつは、私は後遺症の影響で斜め読みが苦手だということです。発症直後と比べると随分と楽になっているのでうっかり忘れてました。斜め読みと言っても、今日は使い勝手を見るのが目的だったので、雑誌をパラパラとめくりながら、各ページをチラチラと眺めただけでした。文章はほとんど読んでません。それでも画像処理を大量に行ったことには変わりないので、次第に気分が悪くなって、やがて頭痛もしてきたので、2〜3時間ほど休憩が必要になりました。

もうひとつは、私は後遺症の影響か、解像度が不十分な画像を見続けるのは苦手だということです。「楽天マガジン」では雑誌の各ページを画像としてブラウザに表示します。その際、サーバから送られてきた画像をパソコンのディスプレイに合わせて拡大・縮小等の処理をしてから表示しているのではないかと思います。そのため写真も文字も若干潰れたような印象を受けてしまいます。運の悪いことに、私は潰れかけた文字を読んでいると気分がいまいちになってきます。画像の補完処理で脳に過負荷をかけてしまうのかもしれません。

また、目も痛くなってしまいました。画像処理で脳内のあちこちに不必要な過負荷をかけた影響で、眼筋にも不必要な過負荷をかけてしまったのではないかと思います。

そのような訳で、今の私は雑誌も書籍も斜め読みせず、丁寧に読まないといけないことに改めて気付くことができました。


ところで、Amazon Kindle Unlimited でも雑誌をいくつか読むことができます(主にバックナンバーです)。そこで同じ雑誌の同じページを見比べてみたところ、「楽天マガジン」のブラウザ版よりも、Amazon Kindle Unlimited のアプリ版の方が表示画像が鮮明で読みやすいことがわかりました。しかし、Amazon Kindle Unlimited の鮮明度でも、雑誌の文章を数ページ読んだだけで気分がいまいちになってしまいました…

電子書籍では文章が文字情報として送信されてくるので、パソコンのディスプレイにマッチしたフォントが表示されて、とても読みやすいです。しかし電子雑誌では文章(文字)は画像情報として送信されてくるので、パソコンのディスプレイに表示する際に歪みが生じるようで、若干読みにくくなります。それを無理して読もうとするので、脳の画像処理関連部位に過負荷がかかってしまうのかもしれません。

電子雑誌でも、文章が文字情報として送信されてくるようになると、随分と読みやすくなるのではないかと思います。そうなるといいなと思います。

結論を出すのは早いですが、今の私にはまだ電子書籍のみがよいかもしれません。電子雑誌の利用は、文字の鮮明度が改善されてから改めて考えるのがよいかもしれません。


電子雑誌の利用者は多いようなので、現状のサービスを活用されている方々はたくさんいらっしゃることと思います。電子書籍・電子雑誌がこれからもどんどん発展して、ますます利用しやすくなっていきますように。