法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

感謝ワーク

(1)感謝ワーク

今日読んだ本に、毎朝感謝を書き出そう、と書いてありました。

かつては、自分にとってプラスになったことに感謝するものだ、と思ってました。

しかしいつの間にか、プラス・マイナス関係なくあらゆることに感謝、と思うようになってました。

体験したことの良し悪しを判断する刹那的快感よりも、体験していることを冷静に観察し続ける好奇心の方が、私にとってはずっと大きいからかもしれません。


(2)良し悪し

実はそもそも、良し悪しを判断するという行為に対する興味が、だいぶん薄くなってます。

一旦判断してしまうと、あらゆる体験を色眼鏡をかけて見るようになります。しかし、せっかく大変な思いをして体験するのなら、色眼鏡抜きでありのままに体験しておきたいという気持ちの方が強いです。

ですから、喜怒哀楽、いずれの感情が湧いてきたとしても、それを良し悪しと結びつけようという気持ちはあまり残ってません。仮に大きな問題が起きたとしても、問題解決のために大変な思いをしたとしても、です。

ひょっとしたら、体力が落ちて気力が失せているからかもしれません(笑)


(3)体験の記憶

それよりも、いろんなパターンの体験を記憶できることの方が嬉しいです。

体験の記憶のバリエーションが増えれば増えるほど、あれこれ思い返しながら分析する際の精度が上がるように思うからです。特に、地獄のような記憶、ハリのムシロのような記憶の方が、分析を通して重要な発見につながりやすいように思うからです。

こんな風に思うのは、大断捨離を経て、私の財産と言えるものは、様々な体験の記憶だけになったからかもしれません。身軽なのはよいことですね。

という訳で、瞬々刻々に感謝しながら生きていこうと思います。早速ですが、聞こえてくるクルマの音にも感謝です。