法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

深みの面白さ

今日も技術的な資料を読んだり、記事を読んだりしました。そして改めて浦島太郎ぶりを感じました。そのため、読みたい資料がどんどん広がっています。やばいです(笑)

発症からしばらくは、技術文書は初歩的な内容ですら読み取ることができませんでした。そんな時期が長かったことを思うと、そこそこ理解できるだけでも夢のようです。ただし、読後の疲労はまだまだ大きいです。

思い出してみると、思考能力のリハビリとしてソリティア(正式名クロンダイク)に取り組み始めた昨年8月上旬頃は、7列の場札のうち、1〜2列しか認識できないことがよくありました。それ以上認識を広げようとすると、目眩でクラクラするような状態でした。しかし、ひたすら繰り返して、いつしか7列の場札も、左上の山札も、右上の4列の組札も、そこそこ認識しながらプレーできるようになりました。そして今では気分転換としてプレーするようになりました。(お蔭様で通算成功回数は3333回を超えています、通算成功率は約19%です)

2年くらい前から取り組んでいる技術的作業は、本質的な複雑度はあまり高くないのですが、40年余り前から拡張に拡張を重ねてきた結果、パズルのような複雑な仕様になっている分野です。幸い、複雑さが表面的なので、2年前の私でもなんとかなりました。(ただし資料が膨大なので必要な情報を探し出すのは今も大変です)

最近読み始めた技術資料は、掘り下げれば掘り下げるほど複雑度が高くなっていきます。たくさんの要素が絡んでいて、ひとつひとつを深く深く理解していかねばなりません。また、各要素の相互作用も理解していかねばなりません。そのため、深く理解すればするほど、面白さが深まっていきます。

思考能力のリハビリが少しずつ進んで、ようやくこの分野に手が届き始めたかと思うと、とても嬉しいです。しかし、ようやく入口に立ったばかりです。入口からどのくらい進めるかは、これからのリハビリ次第です。

つまみ食いばかりにならないよう気をつけながら、少しずつ楽しみを広げようと思います。