法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

半身浴で気をつけていること

半身浴を始めてどのくらい経つでしょうか。最初のうちは勝手がわからず、試行錯誤を繰り返してました。お風呂の温度は、浴槽用の温度計を見ながら調整してました。

やがて半身浴に慣れて、温度計に頼らず体感だけでお風呂の温度を調整するようになりました。今は次のような感じで半身浴に入っています。


お風呂を沸かすときは、その時々の体がゆるむ温度で沸かすようにしています。実際の温度は、季節によって、人によって違うと思います。(私の体がゆるむ温度は銭湯の湯船より低くて、今の季節なら39度くらいです)

お風呂につかったら、まずは体を慣らします。体がゆるむ温度で沸かしていれば、心臓をはじめ体に負担をかけることはありませんので、すぐにお湯の温度に体が馴染むと思います。

体が慣れたら、少しずつ追い焚きします。最初の目標はじんわりと汗をかく温度です。お風呂の温度を急速に上げると、体に負担をかける可能性がありますし、沸かしすぎることもあります。そこで、体の様子を見ながら何回かに分けて少しずつ追い焚きしていくことが肝要です。

その温度に体が慣れたら、もう少し温度を上げていきます。その日の気分に合わせて、ちょうどよい汗のかき方となるよう、体の様子を見ながら少しずつ追い焚きしていきます。体に負担をかけることのないよう注意が必要です。(私は最初のうちは42度くらいを目標にしてましたが、今は気分と体感を頼りに追い焚きしているので湯温はわかりません)


長く湯船につかっていると、お湯の温度が少しずつ下がってきます。そのため、時々追い焚きする必要があります。

追い焚き以外に、汗のかき方を微調整する方法があります。

ひとつは、腕を使う方法です。腕を少しお湯につけると、汗をかく量が少し増えます。腕をたっぷりお湯につけると、汗をかく量がさらに増えます。腕をお湯につける長さによって、汗のかき具合が変わります。(お風呂につかっている体積を増やすほど体があたたまりやすく、また湯面より上の表面積が広いほど気化熱を奪われやすいことを利用しています)

もうひとつは、脚を使う方法です。お風呂の中で脚を組むと膝が水面に近くなって、汗のかき具合が少し減ります。脚を伸ばすと膝が水中に潜るので、汗のかき具合が少し増えます。(水面近くはお湯が冷めやすく、湯船の真ん中はお湯が冷めにくことを利用しています)

このふたつの方法はあくまでも微調整ですので、微調整では利かないくらい湯温が下がったら、追い焚きが必要になります。

私は半身浴を長くやっているので、ふくらはぎ辺りの体感温度をもとに追い焚きの間隔や長さを適当に決めています。ふくらはぎ辺りの体感温度と体への負担の関係もなんとなくわかっているので、本当にいい加減です。


半身浴の長さは、その日の気分で決めてよいと思います。いずれにしてもお風呂の中で暇を持て余す可能性があるので、何をするか決めておいた方がよいと思います。(私は瞑想してます)

半身浴の際は、おおよそお臍(へそ)から下だけお湯につかります。湯船の中に高さ20〜30cmくらいの椅子を置いた方が気持ちよく入れると思います。(拙宅の湯船は片方に階段状の部分があるので、そこを椅子として利用しています)

半身浴では汗をたっぷりかくので、水筒を持ち込んで、水が欲しくなったらいつでも飲めるようにしています。お風呂場の蛇口から飲むよりも、水筒から飲んだ方が飲みやすいからです。(私は1.5〜2リットルくらい持ち込んでます、あまることが多いです)

半身浴で汗をたくさんかくとそれだけ塩分が体から抜けるので、塩分を普段より補給する必要があります。(私は工業製品の食塩ではなく、多彩なミネラルを含む天然塩を摂るようにしています)