法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

オーム・マニ・パドメー・フーン(観世音菩薩の陀羅尼)

ダライ・ラマ14世による観世音菩薩の陀羅尼「オーム・マニ・パドメー・フーン」の解説を読みました。

いつものように勝手解釈ではありますが、最初の『オーム』は「からだ」の象徴、『マニ(宝珠)』は「こころ」の象徴、『パドメー(蓮華)』は「いのち」の象徴で、最後の『フーン』はそれらがひとつであることを表しているのではないかと思いました。

ここでの「からだ」は身口意のことで、行動・言葉・思考を含めて「からだ」と表現しています。「こころ」は五蘊(色・受・想・行・識)で、創造の源であり、また苦楽の源でもあります。「いのち」は、「すべてのいのちはつながっている」というときの「いのち」です。この三つ(からだ・こころ・いのち)は実はひとつであることを表しているのではないかと思いました。

別の言葉で言うと「天地人一体」かもしれません。

以上、忘れないように記録しておきます。


下記記事末尾付近より『最初の “オーム” は、身・口・意を象徴する『ア』、『ウ』、『マ』の3文字で構成されています。』『私たちの汚れた身・口・意を浄化するには、“マニ(宝珠)” で象徴される方便と、“ペーメ(蓮華)” で象徴される智慧を用います。最後の音節となる “フーム” は、方便と智慧を一つに結び合わせるという意味を持っています』


下記資料のダライ・ラマ14世による説明より『オムが私たちの不浄な身体・言葉・思考。マニが宝石を意味し、秩序、慈悲、他者への思いやりなど悟りを開くための要素。ペメが蓮を意味し、矛盾から救い出す知恵の本質を示す。フムが、分離できないものを意味する』