競馬・乗馬・馬車などでは、馬の視界を制限するために「ブリンカー」と呼ばれる馬具を用いることがあるそうです。
なんと馬の視野は350度もあるそうで、自分自身の体以外のほとんどを見ることができるのではないかと思います。大自然で危険を察知するために必須の能力として視界が広がったのでしょうか…
ところが人が馬を使役する際には都合が悪いことがあるようで、前方しか見えないようにカップ状の遮眼帯(ブリンカー)を目の周りに取り付けることがあるそうです。(馬の気性によって必要な場合、不要な場合があるようです)
このところ、大きな不祥事が発覚するたびに「なかったことにする作戦」が発動されているように思います。知らないうちに、情報を遮断するための巨大なブリンカーを装着されているやもしれません。そして、どこかにいる騎手の命ずるまま、遮二無二ひたすらに猪突猛進することが要請されているのかもしれません。
そんな邪魔なブリンカーを外してしまおう!
情報の透明性、閲覧性はとても重要だと思います。