法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

働く人をハッピーにする仕事を作る

未来を予測する書籍や記事を読むたびに、『未来少年コナン』を思い出します。果たして未来はインダストリアにあるのか、それともハイハーバーにあるのか。(話をかなり単純化してますね…笑)

今読んでいる本は、未来はインダストリアにあると考えているようです。そしてピラミッド社会の上級市民の視点で未来が描かれているように思います。もしかしたら都会暮らしのエリート層にとっては、これが普通の発想なのかもしれません。しかしピラミッド社会の下級市民にとってはとんでもなく辛い社会だろうな…と思います。

そんな方向に思考が進んでしまうのは、視点がコストカッターだからではないかと思います。人々の働きがコストに見えてしまう。だから機械に置き換えた方がハッピーだと思えてしまう。極論すれば、上級市民の暮らしにしか興味がなく、下級市民は消え去るべき存在としか映ってないのかもしれません。

そういう発想を捨てて、人々の働き自体がハッピーの源泉になるような仕掛けを作ることが大切ではないかと思います。そのためには、視点をクリエーターにする必要があるのではないかと思います。あるいは peace maker や happiness maker の視点を持つ必要があるのではないかと思います。働く人をアンハッピーにする仕事をどんどん無くしていって、代わりに働く人をハッピーにする仕事をどんどん作っていく。そういう視点を持ってこそ、心豊かに暮らしていけるのではないかと思います。

人をオブジェクト(目的語)として扱うんじゃなくて、サブジェクト(主語)にしないといけないんじゃないかな… (なんだかそんな言葉が浮かんできました) 抽象的すぎて、どうすればよいのかすぐにはわかりませんが…