法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

東京五輪を自粛

東京五輪の開催はすでに大変難しい状況にあるように思うのですが、誰も中止・延期を決断できないようです。巨額の弁償責任を負いたくない気持ち、巨大な利権を失いたくない気持ち、政治生命を失いたくない気持ち、興行主側には様々な気持ちがあるのではないかと思います。

一方、選手側からすると、ベスト・コンディションで安心して競技に臨める状況とはとても言えないのではないかと思います。観戦者もボランティアも同様ではないかと思います。

そこで、選手も観戦者もボランティアも参加を『自粛』するのがよいのではないかと思います(出場辞退等です)。そうすると、東京五輪は出場選手の少ないこじんまりとした競技会となり、コアなファンだけが観客として集まり、ボランティアは少なくて済みます。それはそれでなんとかなるんじゃないかと思います。

その結果、これまで利権の分配で生きて来た人たちや、大金を叩いて放映権・スポンサー枠等を買った企業は、当てが外れて困るかもしれませんが。。

ただ、五輪に特別な意味を見出していたスポーツ競技を愛する人たちにとっては、とても悲しい結末かもしれません。これをきっかけに商業主義から脱することができれば…と思います。


〔追記 2020-03-22〕

各国のスポーツ団体から東京五輪の延期を求める声が上がっているそうです。やがて「東京五輪が予定通りに開催されても選手団を派遣しない」と宣言するようになるかもしれません(自粛もしくはボイコット)。

それでも東京五輪組織委は延期・中止を決断できないかもしれません。本当にこじんまりした大会になったりして…