法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

自然に根ざした暮らしで免疫力を高めて、心豊かに生きる

近現代の日本人の思考・行動様式は、世界に例を見ない側面を持っていると思います。それが良い方向に働くこともあれば、悪い方向に働くこともあって、独特の存在感につながっているのではないかと思います。

昨今の COVID19 対策は、残念ながら悪い方向に出てしまった例だと思います。大変失礼ながら、DP で起きたことは JP でも起きると思っております。行政による対策の多くは人々の不安を鎮めることが目的であって、医学的な効果に裏打ちされたものは少ないのではないかと思っています。国内にはすでに感染者は多数いて、もはや撲滅は困難な状況にあるのではないかと思っています。

こうなったら、日本独自の行動様式、「なかったことにする作戦」に打って出るしかないかもしれません。ご高齢の方々やご病気の方々を安全施設に隔離して、それ以外の人々は普通に暮らす。ただし、マスク、手洗い、消毒などの最低限の予防措置だけは行う。日本は限られた居住可能地域に人々が密集して住んでいるので、防疫はもはや無理。守るべき人々だけを丁寧に守って、あとは「自己責任」で普通に暮らす。

この作戦を取ると、しばらくは国境を越えることが難しくなると思います。「お母さんが若い頃は自由に外国に行けたのよ」「うそー」みたいな会話を親子ですることになるかもしれません。貿易でも検疫が必須になって、業種によっては事業として成り立たなくなるかもしれません。これを機会に日本製品に対する放射線量検査が再び厳しくなるかもしれません。国外とはネット越しのコミュニケーションが当たり前になるかもしれません。しばらくは一種の鎖国状態になるかもしれません。そして日本独自の文化が華開くかもしれません。

幸い、日本は自然に根ざした技術文化を持つ国です。自然に即した農業、醗酵食品や醗酵飲料、広い山と広い海。自然に根ざした暮らしで免疫力を高めて、心豊かに生きる。そんな国へと変わっていくかもしれません。

私は免疫力の低さには自信があるので、この先どこまで生き残れるか分かりませんが、若い世代の方々には元気に生き抜いてもらって、自然とともに暮らして来られた先駆者には技術文化を伝承する役割をになっていただいて、新たな未来を切り開いて行ってもらえると素晴らしいなと思っています。