法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

ゆっくり・少しずつ・時間をかけて

私は後遺症により血行が悪いので、体内に栄養や酸素を届けたり、老廃物を回収したり、肺でガス交換したりする能力があまり高くありません。特に冬場は血管が収縮するので輪をかけて能力が低くなります。幸いこれは慣れの問題で、(1)脳や体を超効率よく使う、(2)限界を超えない負荷具合と休憩具合を心掛ける、この2点を気をつけていれば、マイペースの一人暮らしをする分には困ることはありません。

しかし、未だにうっかりして健康だった頃に近い脳や体の使い方をすることがあって、後で長い休憩が必要になることがあります。例えば、一昨日の事務作業の疲れが翌日に残ったのは、久しぶりの会計事務でうっかり脳を必要以上にブン回してしまったからだと思います。ポンコツですからね(笑)

また、ついつい甘い物に手を出してしまうのは、(特に冬場は)血糖値を上げた方が脳に栄養を届けやすくなるからです。作業効率が随分と変わるので、ついつい手が出てしまいます。その代わり、甘い物だけでお腹がいっぱいになるので、ご飯が食べられなくなります。よくないですよね(笑)

そんなこんなで、細かい作業は未だに苦手で(脳に過負荷をかけるからです)、軽い物を運ぶ程度の肉体作業ならなんとかなるのですが(脳や体への負荷はあまり高くないからです)、傍目には逆に思われることが多くて、頼み事をするときや、頼まれ事を断るときに、ちょっと面倒です。

※早口や長話が聞き取れないのも、同じ理由からだと思います。読み書き・聞き話し・考える作業は、ゆっくり・少しずつ・時間をかけて、でないとできないのです。

血行をよくする工夫も重要です。一番手っ取り早いのはリラックスして暮らすことです。例えば、いつも笑顔を心掛けているだけでも随分と楽になります。血管が弛緩して、血液が体の隅々まで行き渡りやすくなるからだと思います。逆にイライラなどのネガティヴな感情に支配されると、心身ともにすぐに疲労してしまいます。血管を収縮させて、血液の流れを疎外するからだと思います。喩えるなら、笑顔養成ギプスをつけているような感じです(笑)