法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

最後の出納事務

某会計係として、おそらく最後の出納事務を行いました。報告書類もほぼ出来上がっていて、あとは会計監査と引継ぎを残すのみです。会計係に任命された時には、私に会計係が務まるかどうか不安でしたが(当時の脳の回転力ではかなり難しそうだったからです)、お蔭様で今ではこの規模の会計係なら余裕でこなせるところまで回復しています。

思い出してみると、数年前に発症して以来、健康だった頃には想像できなかった体験をたくさんさせてもらいました。大変だったこともいろいろありましたが、今から思うととてもよい経験だったと思います。しかし、周りの方々にはご迷惑をおかけすることしかできず、誠に申し訳ありませんでした。

私はのように後遺症で脳も体も桁違いにポンコツになってしまった人は、脳の使い方にしろ、体の使い方にしろ、発症前と比べて桁違いに効率よくしないといけません。この世で普通に暮らそうと思ったら、省エネを超えて、ゼロ・エネを目標にしないといけないくらいです。喩えるなら、アメ車からママチャリに乗り換えるような感じです。その試行錯誤の過程は意外と楽しいです。ただ、周りの方々からすると、どのように応対すればよいかわからず、大変だろうと思います。

今では、何か作業するにしても、ちょうどよい作業速度や休憩具合を無意識のうちに選ぶことができるので、マイペースに一人暮らしする分には困ることはあまりありません。できないことは最初から放棄してますし…。ですので、ネット越しなら意外と健康に見えているかもしれません。

今の私にできる範囲で社会に貢献できることが何かあればよいのですが…、まだまだコミュニケーションが思うようにできないので、もうちょっと先かな…