2015年に公開された「Google Deep Dream」は、AI画像解析ソフトを応用して作られた画像変換システムだそうです。下記記事によると、まったく日常的な画像から幻覚的な画像を生成できるそうです。
- Google Deep Dreamを使った作品はまさに次世代のデジタルドラッグ !? (ロボスタ, 2017-04-11)
「Google Deep Dream」は、Google の検索エンジンが集めた写真を元に学習したAIを使っているそうです。ということは、どのような画像が生成されるかは、どのような写真を元に学習したかによって変わるのではないかと思います。
例えばですが、仮に江戸時代の日本全国各地の写真だけを元に学習すれば、あるいは当時の絵だけを元に学習すれば、狐や狸やお化けや妖怪でいっぱいの画像が生成されるかもしれません。(日本最古の写真は幕末期とのことですので、実際には江戸時代の写真は入手できませんが…)
また、仮にもしも文明化の波が押し寄せてない特定地域だけの写真を元に学習すれば、ひょっとしたらその土地の文化的民俗的背景が色濃く表れた興味深い画像が生成されかもしれません。
なんだか面白そうです。
下記サイトにて利用できるそうです。