法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

下り坂を楽しむ

今日、トンネルを抜けたところで「下り坂」という表示を見かけました。ふと「人生の下り坂」という言葉が浮かびました。「人生の下り坂」というと、なんとなくネガティヴな響きを感じてしまいます。

ところがこれが仮にスキーであれば、「下り坂」こそがまさに本番まっただ中です。斜面を気持ちよく滑走するもよし、コブ地でモーグルに挑戦するもよし、ジャンプで滑空するもよし。たとえ転んだり筋肉痛になったとしても、楽しさが損なわれることはありません。

あるいは仮に自転車であれば、「下り坂」は風を受けながら爽快な気分で走れる楽しい区間ではないかと思います。

人生の「下り坂」も、楽しみ方を見つけさえすれば爽快な区間に早変わりするのではないかと思います。

もしかしたら「大器晩成」という言葉は「下り坂」で最高のパフォーマンスを発揮できる人のこと指しているのかもしれません。

坂道を下りながらそんなことを思いました。