法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

松永安光(編)「世界の地方創生 - 辺境のスタートアップたち」

松永安光(編)「世界の地方創生 - 辺境のスタートアップたち」を読みました。ヨーロッパおよび台湾の『辺境』における起業事例が紹介されていました。

取り上げられていたのは、アルプスの木造建築、イタリアのアルベルゴ・ディフーゾ、ピレネー南麓のガストロノミー、ポルトガル地域再生アイルランドのグルメとツーリズム、スコットランドのアートと建築、フィンランドの森林資源活用、台湾の市街地再生などです。

『辺境(フロンティア)』は、現代社会からおいてけぼりにされた地域であると同時に、未来社会が芽吹いている地域でもあると思います。『辺境』における起業活動は、現代社会の価値観で見ると地味なものが多いですが、もしかしたら未来を作る重要な役割を担っているのかもしれません。まさにフロンティアなんだなと思いました。