法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

イハレアカラ・ヒューレン,河合政実(共著)「豊かに成功するホ・オポノポノ」

ハレアカラ・ヒューレン,河合政実(共著)「豊かに成功するホ・オポノポノ」を読みました。以下、メモです。

第1章によると、ホ・オポノポノによるビジネスの最大の特徴は「成功しようと期待しない」ことだそうです。人も会社も本来は完璧な存在なので、本来の自分に戻ってインスピレーションに基づいて行動したり、会社自体が本来の姿に目覚めたりすることを目標とするようです(p.19)。

第4章によると、ホ・オポノポノによるビジネスで一番大切なことは、『情報(過去の記憶)が消去(デリート)されてゼロの状態でいる』ことだそうです(p.97)。

第5章によると、『現在(2009年)、世界的な経済危機が発生していますが、女性が幸せだったらこのような現象は起きていないでしょう(p.142)』『会社を成功させる秘訣は「家庭を大切にすること」(p.150)』『本来、人間は自分のことを愛することだけで、実は十分に生きていく価値があります(p.153)』とのことです。

第7章によると、『わたしは「幸せ」というのはゼロの状態にあること、すなわち悟りの状態にあると考えています。なぜならば、ゼロは執着のない自由の状態だからです。(p.195)』『わたしは、今世生きている目的は「自由」になるためだと考えています(p.198)』『わたしたちにとって人生というビジネスを生きるということは、魂の借金をきちんと返済する、ということ(p.200)』とのことです。

同じく第7章によると、日本人の中には「安全な食べ物を作る」役目の人、「何か食べ物で、情報がすべて消去されるものを作り出す」という使命の人がいるそうです(p.203)。また、世界に蔓延している「金儲けが人生のゴール」「責任はいつか誰かがとる」という記憶をクリーニングしない限り、世界経済の危機は解消されないそうです(p.206)。

第7章によると、ホ・オポノポノの観点から見たビジネス・パーソンのあり方は、(1)恐れがない人=冷静かつ柔軟に対処できる人、(2)自由な人=何事にも執着せず、すべてのことを手放すことができる人、(3)責任をとれる人=世の中に起きるすべての出来事の源泉は自分にあり、100%自分の責任であると自覚している人、とのことです(p.209)。