法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

ジョー・ヴィターリ,イハレアカラ・ヒューレン博士(共著)「ハワイの秘法」

ジョー・ヴィターリ,イハレアカラ・ヒューレン博士(共著)「ハワイの秘法」を読みました。

著述家として世界的に著名なジョー・ヴィターリさん(第一著者)が、「世界一風変わりなセラピスト」の噂話を聞くところからこの本は始まります。噂のセラピストであるイハレアカラ・ヒューレン博士(第二著者)を探し当て、SITH ホ・オポノポノのセミナーを受講したり、個人的に様々な教えを受けたりするうちに、ヒューレン博士の講演会を主催することになります。講演会の後、参加者からお礼の言葉とともに実践の成果として驚くべき効果を多数聞きます。また、自らも疑ったり学んだりしながら理解を深め、様々な体験を通して確信を深め、ますます熱心に実践を続けるようになります。そういった過程が時間を追って書かれていました。

一番印象深く感じたのはヒューレン博士の日常的な行動でした。何を大切にしてどんな風に生きているのかが伝わってくるようでした。自らの潜在意識に潜む記憶を常にクリーニングすることが何よりも大切なことだと考えておられるようでした。記憶をクリーニングしてこそ本当の自分が表に出てくるのだと思いました。

この本は10年くらい前にも読みましたが、前回とは大きく異なる感想を抱いたように思います。今回は「100%責任を持つ」ことがとても重要でとても大切なことだということがわかりました。しかし、その意味するところをどこまできちんと理解できているか、どこまでちゃんと受け入れられているかというと、はなはだ疑問と言わざるをえません。やっぱり他の誰かのせいにしたくなることはよくありますし、自分を責めてしまうこともあります。ヒューレン博士のエピソードを読みながら「100%責任を持つ」という言葉の意味をより深く理解していきたいと思いました。


ジョー・ヴィターリとイハレアカラ・ヒューレン博士は「Zero Limits」というサイトを開設しているそうです。