法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

平良アイリーン(著)「アロハ! ヒューレン博士とホ・オポノポノの言葉」

平良アイリーン(著)「アロハ! ヒューレン博士とホ・オポノポノの言葉」を読みました。ホ・オポノポノの普及活動に普及に尽力するヒューレン博士がふと語った言葉を、著者の視点からまとめた本です。

ホ・オポノポノは実践ツールなので入口はとても単純です。「ごめんなさい」「ゆるしてください」「ありがとう」「あいしています」の四つの言葉で『記憶』をクリーニングしていくだけです。少し勉強すると、ヒトの意識は「ウハネ(表面意識)」「ウニヒピリ(潜在意識)」「アウマクア(超意識)」の三つからなり、『記憶』は「ウニヒピリ(潜在意識)」に蓄えられていることを学びます。

ここまでを頭でわかったつもりになって、実践していくのは簡単です。しかし頭デッカチで理屈っぽい私にはこれだけの説明では物足りず、次第に他のことに惹かれてホ・オポノポノのことをすっかり忘れてしまってました。ホ・オポノポノ関連の書籍はすべて手放そうと準備していたくらいです。ところが先日久しぶりにホ・オポノポノの本を図書館で見つけて、ふと10年ぶりくらいに読んでみました。すると、この10年間で学んだこと、体験したことのお蔭か、ホ・オポノポノを以前とはだいぶん違う視点から眺めることができました。そして改めてホ・オポノポノのトリコになりました。そこでもう一冊読んでみようと思って図書館で借りたのがこの本です。

この本に綴られているヒューレン博士の言葉や行いを読んで、これこそがホ・オポノポノの本当のあり方ではないかと思いました。ヒューレン博士はホ・オポノポノを体現している方ではないかと思いました。

10年前の私なら、ヒューレン博士の言葉や行いを頭で捉えて、『記憶』の延長の範囲で理解しようとしたのではないかと思います。しかし今の私は思考の限界を知っているので、感じることを大切にしています。そのお蔭で、ヒューレン博士が伝えようとした大切なことの断片を感じることができたのではないかと思います。ただそれを上手に言葉にすることができないので、このような感想文となりました。

10年くらい前に買ったホ・オポノポノの本を見つけたので、改めて読んでみようと思います。きっと10年前とは大きく異なる感想を抱くことと思います。


ところでこの本によると、「アロハ」は「今わたしはかみさまの目の前にいます」という意味だそうです。また、「ホ・オ」は「目標・道」、「ポノポノ」は「完璧」という意味だそうです。

そして「セルフ・アイデンティティ」は「本当の自分」という意味だったと記憶してます。四つの言葉は英語では「I'm sorry. Please forgive me. Thank you. I love you.」というそうです。