法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

久保よしみ(著)「東欧 好きなモノを 追いかけて」

久保よしみ(著)「東欧 好きなモノを 追いかけて」を読みました。著者は大阪の古物雑貨店『チャルカ』の店主さんで、仕入れのために東欧を旅して回った20年間の記録を時代を追ってまとめて作られたのがこの本です。東欧雑貨との出会いから、東欧雑貨への愛、東欧の雑貨事情の大変化、そして東欧雑貨への新たな愛が綴られています。

著者のように東欧への旅が暮らしの一部となり、現地に長年の友人がたくさんいる人は、「異文化交流」のような鯱(しゃちほこ)張った気持ちはまったく持ち合わせてないのではないかと思います。しかしながら、そのような状態こそが異文化交流の理想的な姿のひとつではないかと思いました。肩肘張らずに普通に友達になって、普通に仕事するのが一番の異文化交流なんだろうなと思いました。