法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

おしゃべりが発生するところはついつい敬遠してしまいます

発症からこれまでの経験から推測すると、おそらく私の脳の壊れた部分は、左脳と右脳をつなぐ辺りにあるのではないかと思っています。そのため、技術的な調査やプログラミングのように主に左脳(論理・言語等)だけを使って作業できることは、繰り返しリハビリすれば、何とかなるようになります。会計事務も同様で、慣れてくると主に左脳だけを使って作業できるので、何とかなってるようです。

逆に、主に右脳(情緒・芸術等)だけを使ってできることも、何とかなるようです。

ただし、左脳と右脳の連携が上手にできないので、作業効率はどうしても悪くなります。また、左脳と右脳の間で情報交換が必要な作業も、まだ上手にできません。例えば美術作品の感想をその場で口頭で表現するのは難しいですが、時間さえかければ文章にすることはできます。

そのような状態ですので、左脳と右脳の両方を同時に使わないといけないことは、なかなかできるようになりません。その典型例が「おしゃべり」です。論理と情緒の両方を同時に、しかも統合的に使わないといけないので、今もって苦手です…。言葉遊びのような中身のない反応なら何とかできるのですが、それを「おしゃべり」と言ってよいものかどうか…

幸い、ここ1年くらいの経験から、意識状態の持ちようによっては「おしゃべり」ができないことはないような気がしています(意識状態によって脳の使い方が微妙に変わるからです)。ただ、どんな意識状態にすればよいのか、まだ把握できていません。おしゃべりが普通にできるようになるまでには、もう少しリハビリが必要なようです。

そんなこんなで、おしゃべりが発生するところはついつい敬遠してしまいます。その結果、要件以外の会話が不要なところにしか行かなくなってしまいます。

やはり引き籠りが一番楽です。