猛暑の季節には汗をダラダラかきながら炎天下を散策するのが最高に気持ちよいです。たとえるなら天然の無料サウナでしょうか。あまりに気持ちよいので、気がつくと3時間くらい歩いていたこともあります。今日は1時間くらい歩きました。
途中、眺めのよいところで休憩しました。そこから見える沢山の建物ひとつひとつには、おそらく語り尽くせない物語があることと思います。家主さんが一大決心をして大変な思いをして家を建てて、家族一人一人が喜怒哀楽様々な人生を経験して。あるいは転売を経て新たな家族の生活拠点となったり、人々が集う場所となったり。中には空家となっている建物もあるかもしれません。ひとつひとつの建物には、外見からはうかがい知ることのできない物語が秘められていることと思います。
道路も鉄道も橋梁も壁面や堤防もみんなみんな途轍もない物語を持っていることと思います。そして建物ごとの維持管理作業や地域総出の共同作業を通して、街が維持されているのではないかと思います。
そんなことに思いを馳せながら街を眺めていると時間がいくらあっても足りません。
炎天下ではじっと立っているだけでも汗がダラダラ吹き出てきます。お蔭で汗をたっぷりかくことができました。まさに天然の無料サウナでした。
