法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

公共R不動産(編)「公共R不動産のプロジェクトスタディ - 公民連携のしくみとデザイン」

公共R不動産(編)「公共R不動産のプロジェクトスタディ - 公民連携のしくみとデザイン」を読みました。いま公共空間の再編成が進んでいるそうです。その背景には、下記の三つの変革があるそうです。

  1. 公共空間の利用方法に対する考え方が柔軟になってきた。
  2. 公共空間の利用に係る規制が緩和されてきた。
  3. 公民連携チームづくりがブラッシュアップされてきた。

この本には公共空間の利用事例が多数紹介されていました。いずれの事例でもアーティスティックかつクリエイティヴであることが求められているという印象を受けました。きっと素人目には些細なようでいて玄人目には重大な違いがいくつもあって、その積み重ねが成功事例を作っているんだろうなと思いました。

個別の事例について感想を述べることは難しいので、目次を転載します。

第1部: 公共空間を使う4つのステップ
1章: 風景をつくってみる … 社会実験
2章: 仮設で使ってみる … 暫定利用
3章: 使い方を提案する … サウンディング
4章: 本格的に借りてみる … 民間貸付

第2部: 公共空間をひらく3つのキーワード
5章: シビックプライドをつくる … オープンプロセス
6章: 領域を再定義する … 新しい公民連携
7章: “公共”を自分事にする … パブリックシップ

《関連記事》