法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

曖昧な後回しのツケ

スマホもパソコンもデジタル機器も、仕組みの上ではコンピューターに分類できます。CPU、メモリ、記憶装置、表示装置、入出力装置などなど、用途に応じて必要な装置を組み合わせて作ります。コンピュータの内部では情報はすべて0と1の組み合わせで表現されています。画面表示も写真も文字もすべて0と1の組み合わせで表現されています。スマホやパソコンの中には、0と1が何百億個とか何兆個とか入ってるんじゃないかしら…(1Gバイトで約80億個です)

その0と1はプログラムでコントロールします。「この場所は、0だったら○○という意味で、1だったら△△という意味で…」などと決めてコントロールします(本当はもっと抽象的な形で決めます)。数え切れないほどある0と1がひとつでも壊れると、プログラムの動きがおかしくなります。その影響が無視できることもあれば、甚大な被害を受けることもあります。

そのためプログラムを書く人にとっては、膨大な0と1の中から、壊れた0と1を見つける能力はとても重要です。同時に、プログラムの中のどの部分が壊したのか、どうすれば直せるかを見極める能力もとても重要です。その作業はとても簡単なこともあれば、途轍もなく大変なこともあります。

調べ物で先日から何やらおかしかった件。あちこちおかしくなったのですが、そのうちの一箇所について、このところ2〜3日かけて調べておりましたが、直接的な原因がようやく明らかになりました。

これまでの調査から推測すると、ちょっと前にちょっとした変更のつもりで行ったことが、あちこちに影響を与えているようです。その変更自体は必要なことで、いつかはしなくてはならないことでした。ところがその変更の結果、これまで曖昧なまま後回しにしていた部分が、問題を引き起こすようになってしまったようなのです。そのため、まずはその曖昧な部分をきちんと書き直す必要があります。曖昧な部分の修正が終わったら、ちょっと前のちょこっとした修正自体も、それに合わせてきちんとした形に書き直す必要があります。

そんなこんなで、なんだかんだと手間がかかってますが、これも後回しにしてきたツケですね。

一見、壮大とも思える書き出しで始めたのは、私にとっては壮大な探求だったからかもしれません。最後は腰砕け的な文章で終わっているのは、ちょっと疲れが出てきたからです…