法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

考えない

このところ毎日調べ物をしています。とは言え、理解速度も作業速度も発症前とは比べ物になりません。

細かく見ていくと、発症前と比べて桁違いに遅くなった作業もあれば、何割か遅くなっただけの作業もあります。桁違いに遅くなった作業は、傾向としては顕在意識の思考能力を使う作業です。より正確に言えば、うっかりして昔の癖が出て顕在意識の思考能力を使ってしまったときです。この癖を無くしていけば、作業効率が向上するのではないかと思っています。

たとえば、かつては全体像を理解して、ざざっと設計して、おおよその手順も決めてから実作業に入ってました。当時はその方が圧倒的に効率がよかったからです。しかし今や、思考能力が圧倒的に不足しているので、とりあえず作業を始めた方がよいようです。作業をしながら理解を深め、作業をしながら設計を固めていく。そして試行錯誤しながら何度も書き換えていくのがよいようです。まさに私のリハビリ作文と同じです。

私自身の脳の状態がすっかり変わってしまったのに、昔のままの感覚があちこちに残っています。作業手順に関しても頭の切り替えが完璧にできているとよいのですが、、焦ったときほど、昔の癖がついつい首をもたげてきます。この癖を減らすことができれば、作業効率が少し上がるのではないかと思っています。

もちろん、この方針では発症前の作業効率は回復できません。しかし、今の状態でできるベストには近付けるのではないかと思っています。