法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

自分自身におまかせする

年初以来続けている技術的な調べ物。

おそらく多くの方には不可解に聞こえると思いますが、顕在意識の思考能力をはるかに超えた作業を続けています。顕在意識から見ると、風の向くまま、気の向くまま、適当に手当たり次第に作業しているだけです。前に向かっているのか、後ろに向かっているのか、作業をしている時には見当もつきません(笑)。しかし後になって見直してると、手当たり次第にやってたはずの作業が上手につながって、全体としてはちゃんと前に向かって進んでいます。

おそらくは、潜在意識のどこかに作業の全体像がわかっている部分があって、作業手順や作業内容を適切に選んでくれているのだろうと思います。それは今の私の顕在意識の思考能力をはるかに超えているだけであって、私が健康だった頃の思考能力の範囲内なんだろうと思います。

こんな状態になっているのは、私の顕在意識が「思野狭窄」になってしまったからだと思います。そのことは頭ではわかっていても、たまに反抗したくなることがあります(笑)。顕在意識の思考能力で現状を分析して、作業の方向性も決めて、顕在意識の思考能力だけで作業を進めたくなることがやっぱりあるんですね。健康だった頃の作業の進め方を取り戻したくなってしまうのです。

しかし、そのような試みはいつも面白いくらいに破綻します。なぜだか作業を進めれば進めるほど問題が噴出してきて、気がつけばあちこちがボロボロに痛んでいて、にっちもさっちも行かなくなってしまうのです…。そして結局、潜在意識におまかせするしかなくなります。面白いもので、潜在意識におまかせした途端、なぜだか問題が急速に収束して、安心して作業を進められるようになります。

これはもう、こういうものだと思うしかありません。それを受け入れるしかありません。

どこに向かっているのわからないけど、うまくいく。わかったつもりになってもがけばもがくほど、おかしくなる。心を落ち着けてひとつひとつこなしていくと、なんとかなる。もしかしたら人生と同じなのかもしれません(笑)