法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

双葉9年

今年度最後の平日が終わろうとしています。週明けの年度始めには新元号が発表されるそうです。日本の元号は、年の途中で変更されたり、天皇制と連動して変更されたりして利用しづらいので、もうちょっと使いやすい元号が欲しいなと思うことがあります。実用的には西暦が一番便利なんでしょうね…

『ホロン革命』で有名なアーサー・ケストラー氏は広島・長崎に原爆が落とされた1945年を歴史の大転換年と考えて、その翌年の1946年を元年とする「ポスト・ヒロシマ(PH)」という元号を提唱しました。氏の提案に従うと、2019年はポスト・ヒロシマ(PH)74年にあたります。

個人的には、3.11 を双葉元年とするのもひとつかな、と思います。2019年は双葉9年。もう9年目なのに双葉の復興ははるか先…


〔追記〕英文では年号の表記を「AD 2019」から「2019 CE」に切り替える動きが広まっているそうです。『CE』は「Common Era(共通紀元)」の略で、キリスト教徒でなくとも気軽に使えるようにするための配慮です。