法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

ちょっとしたミスは見つけにくい

今日も調べ物の続きをしました。

昨日までは、譬えるなら足跡を拡大して足指の指紋までじっくり観察して、そこで得たヒントを基に問題の顕在化場所を推測して対策案を試してました。しかし、残念ながら今朝の時点では問題は解決できてませんでした…

そこで今日は、足跡を観察するだけでなく、生足にも補聴器を当てて調べてみました。準備には若干手間がかかったものの、やってみるとすぐに問題の顕在化場所が見つかりました。昨日までは、足の裏から二つ向こうで問題が顕在化しているものと推測してましたが、実は一つ向こうで問題が顕在化していたのでした。

そしてその原因もすぐにわかりました。渡していたつもりのデータが伝わってない(笑)。一所懸命準備したのに伝わってない…。ちょっとしたタイプミスが原因でした。

経験的に、これは原因箇所が見つかりにくい典型的なパターンなんですね…。複雑な部分であれば、真剣に取り組むので問題が残りにくい。単純な部分であれば、一目で問題が見つかるのでやはり問題を残しにくい。ところが中途半端な部分では、ちょっとでも気を抜いた瞬間に、心の中に「つもり」や「はず」が出しゃばってくるのです。そして、テストをすり抜けて、黙読による再チェックもすり抜けて、ちょっとしたミスが残ってしまうのです。その作業から時間が立てば立つほどミスの可能性のことをすっかり忘れて、そのミスを見つけるのが大掛かりになってしまうのです。ここ数日かけて、そのような経験を久しぶりにさせていただきました。

今回、このミスを見つけるために真剣に取り組まざるを得なかったので、かなり真剣に勉強できましたし、お蔭で少しばかし昔の勘を取り戻すこともできたように思います(もはや使い道はないかもしれませんが…笑)。長い目で見ればとてもよい経験でした。

と言う訳で、夕方からは次の課題に取り組んでいます。