法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

一度に少しずつしか考えられない

今日も調べ物の続きをしました。顕在意識の思考能力では非力すぎて理解できなくても、潜在意識のどこかがある程度理解してくれているようで、ゆっくりながらも作業が進められるというのは本当にありがたいことです。

おそらくですが、今の私は一度に考えられる範囲がものすごく狭くなっているのではないかと思います。とても簡単なことなら一度に全体を見渡して考えることができますが、ちょっと複雑になっだけで全体を見渡すことができなくなって、理解できなくなってしまうのではないかと思います。あまりよくない譬えですが、視野狭窄症ならぬ「思野狭窄症」と言った感じではないかなと思います。あるいは一人で「群盲象を評す」をやってる状態とも言えるかもしれません。

たとえば、こっちについて考えようと思ったら、あっちのことが見えなくなり、あっちのことについて考えようと思ったら、そっちのことが見えなくなり…。いつまでたっても全体像がわからない…。そんな状態からまだまだ抜け出せないでいます。

ですので、対策としては大きく二つの方向が必要ではないかと思っています。

(1)一度に考えられる範囲を少しずつ広げていく。

(2)一度に考えられる範囲が狭いままでも、全体像を理解できる練習をする。

このうちの(1)は、根本的な対策ではあります。ただし、療養を続ける中で少しずつ回復していく性質のものだと思いますし、季節変動や体調の影響がとても大きいと思うので、長期的な視点で取り組む必要があると思います。

一方、(2)については、リハビリの成果が現れるまでに数ヶ月はかかるかもしれませんが、現状の脳力を十二分に活かすための効果的なリハビリになるのではないかと思います。方法論としては「分割理解」、すなわち「全体を細かく分割して、各部分を理解して、部分間の関係性を理解して、最後にそれらを再び組み立てて理解する」というのを考えています。これは実は子供の頃からやっている私なりの物事の理解方法なのですが、その粒度をさらに細かくしてみよう、という作戦です。万能な理解方法ではありませんが、まったく理解できない状態よりも遥かにマシだと思うので…。うまくいきますように!