法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

迷宮に遊ぶ

今日も、ちょっと調べ物をしては迷宮に迷い込み…、元にもどって改めて調べ物を再開しては新たなる迷宮に迷い込み…、を繰り返しました。いくつになっても迷宮に迷い込むとワクワクしてしまいます(笑)。できることなら20代くらいに若返って迷宮に溺れてみたい気分です。

私は病気の後遺症で顕在意識の思考能力は極端に落ちてますが…、ありがたいことに潜在意識のどこかに昔の能力が多少なりとも残ってくれているようです。お蔭で、顕在意識の文章読解能力を使って文意がある程度理解できさえれば、その理解内容をそのまま潜在意識に渡すだけで、潜在意識がある程度までは全体像を理解してくれるようです。そして潜在意識から返ってくる答えを、顕在意識がある程度理解できさえすれば、ある程度の複雑度の作業をすることはできるようです。

ただしやはり、顕在意識の理解力は重要です。譬えるなら、顕在意識の理解力は潜在意識の潜望鏡なのです。潜望鏡が曇っていたら周囲の様子が見えないのと同じで、顕在意識の理解力が曇っていたら潜在意識は正しく理解することはできません…。そこでちょっと複雑なことを理解しようと思ったら、脳を十分に休憩させて、フレッシュでクリアな状態で理解に努めないといけません。また、私の場合は顕在意識で思考すると情報が歪むので(笑)、顕在意識は文意を理解する以上のことをしてはいけません。作業時も同様で、顕在意識がある程度クリアな状態でないと、潜在意識からの依頼内容を正しく受け取ることができません。ただし、数値など厳密さが求められるものについては、顕在意識の力を利用して筆算したり、電卓をたたいたりする必要があります。

私は病気の後遺症で脳にダメージが残っているので、普通の人とは顕在意識と潜在意識の役割分担が若干違うのではないかと思います。その使い分け具合は、リハビリの中で自然に身につけました。歳月を経るごとに、少しずつ複雑なことができるようになっていくのはとてもありがたいことです。