法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

Life is art

思い出してみると、、今年の年初は「なんとかして社会復帰するぞ!」と思ってました。それもあって、今年の春に無意味に無理をしてしまい…、5/5(土) の立夏の夜、お風呂上がりに意識を失って、さらに○○をしてしまいました…。そこから「う〜ん」と暫く唸って…、梅雨明け頃まで唸って…、唸った結果、(今から考えると)生き方の大転換を計ることにしました。

と言ってもそんな大層な話ではなくて…、発症前の人生の延長線上のどこかに自分の未来を見つけることをやめただけです。立夏の夜までは、想定しうる最下限域でもよいので、なんとかそこまで浮かび上がって、「社会復帰したぞ」と宣言することを目指してました。そしてそこから少しずつ這い上がることを目指してました。しかし立夏の夜以降は、浮かび上がることを目指さなくなりました。私は私なのです。無理は無理なのです。できることしかできないのです。そう思うようになりました。

そして生前整理をはじめました。今の私に不要なモノはポイポイと捨てはじめました。今の私にとって必要かつ大切なモノだけに囲まれた暮らしを目指して、思い出も財産もひたすら手放すことにしました。ただただ手放すこと。これまでの人生を振り返るとてもよい機会になっています。当時は気付けなかったことに、今更ながら沢山気付かさせてもらいました。例えるなら、閻魔大王の前でこれまでの行状を晒されているような気分でもあります。とてもありがたくもあり、とても苦しくもあり…。いずれにしろ、とても貴重な時間を過ごさせてもらっています。片付けは、まさに心の旅だと思います。

お蔭様で、片付けを始める前(約4ヶ月前)と比べると屋内外とも随分と綺麗になりました。しかしゴールはまだまだ先です。まだまだ大きなものを手放していかねばなりません。

最終的にどんな形で片付くのか、正直申し上げてまったく見当がつきません。かと言って、最終形を思い描いてそれを目指すつもりもありません。片付けていく過程に満足できていれば、どのような形に片付いたとしても、その姿に満足すると思うからです。

「Life is art」という言葉があるそうです。生まれてから死ぬまで、すべて art なんだと思います。瞬間も過程もすべて art なんだと思います。岡本太郎の足元にも及びませんが、せめて傍目にはちょっとヘンテコに見える人生を送りたいなと思っています(笑)