法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

ゼロになる方が強い

モノを手放していくと、その過程で心の中がスッキリしてくるような気がしています。心の中でもつれていた糸をほどかないと心置きなく手放せないので、手放していく過程で心の中がどんどん整理されていくような感じがしています。

また、モノを手放していくということは、社会的な『何か』を手放していくことかもしれないなぁとも思います。ステータスなのか、経歴なのか、社会的繋がりなのか、なんなのかはよくわかりません。思い出とともに、社会的な『何か』を脱ぎ捨てていっているような感じもしています。重装備の鎧を脱いで、どんどん薄着になって、最後は糞掃衣(ふんぞうえ、初期仏教の修行僧の装束)一枚になるのかもしれません(←比喩です)。どんどん身軽になってる感じはしています。同時に社会的な存在感もどんどん薄くなっているかもしれません。

モノをどんどん手放していく。大切なモノも、不要なモノも、どんどん手放していく。その過程が、なんだかとても面白いです。一生の中でも今しかできない貴重な体験の真っ只中にあるんだろうなぁと思います。

そうやってすべてを手放すことができたら、スッキリすっかりからっぽになれたら、もしかしたら私の人生の中で最強・最勝の状態になれるんじゃないかと思っています。実際、いま力強くなりつつあるような感じがしています。例えるなら低気圧が風を力強く呼び込むように、からっぽになればなるほどエネルギーが強く吹き込んでくるような気がしています。そして強烈な上昇気流を生んでいるような気がしています。ゼロになる方が強い。面白いなと思います。