法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

重たい思い出は強い慣性力を持つ

今日は比較的ゆっくりと過ごしました。気温が下がって体も脳もあまり動きたがらなかったからです。そんな中、これまで捨て難いと思っていたモノをいくつか捨てることができました。いろんなものを捨ててきたお蔭で、ついに執着の糸が切れたようです。

思い出は「慣性の法則」でいう『慣性』を生み出す力があるように思います。思い出と同じ方向に進むときはプラスに働きますが、違う方向に進もうとするとマイナスに働きかねません…(物理学で例えれば、思い出には質量があって、重たい思い出ほど強い慣性を生み出しているように思います)。

いつでもどこでもあらゆる方向に自由自在に動く(活動する)ためには、心に執着があってはいけないのだと思います。執着のないニュートラルな状態にならないといけないのだと思います。心がニュートラルであれば、思い出は貴重な体験として加速装置のように強力に働いてくれて、しかも重石になることがなくなると思います。

私の片付けがゆっくりとしか進まない理由のひとつは、私の心の中に執着があり過ぎるからだと思います。捨てるに捨てられないモノがたくさんあり過ぎるので、、私って物欲の権化なんだなぁ、執着の権化だなぁ、、と日々再確認しています。言い換えると心が硬直化して重た過ぎる人なんですね。

片付けがゆっくりとしか進まないもうひとつの理由は、ちょっと作業するだけですぐ疲れて長時間の休憩が必要となるからです。これから気温が少しずつ下がってくるので、作業ペースがますます落ちてくると思います。はてさて寒くなって脳も体も動かなくなるまでにどこまで進められるか…