法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

街中のお寺の分布

街歩きをするとき、お寺の分布はチェック・ポイントのひとつです。

江戸時代から都市域だったところでは、お寺が建ち並んでいるところと、お寺がまったくないところに分かれていることがよくあります。想像するに、大火事後等の区画整理の際に、防火用に道を広くするために、移動させやすいお寺を当時の空き地に集めたのではないかなと思ったりします。

江戸時代には農地だった地域では、集落ごとにお寺がひとつ残されているように思います。寺請制度の影響で江戸時代初期に集落ごとにお寺が創建されたことの名残りではないかと思います。

明治・大正・昭和初期に住宅地となった地域については、街歩きの経験が少ないためわかりません。

戦後に住宅地になった地域については、お寺さんがないことが多いように思います。

そこで逆に、お寺さんの分布からその地域がいつ頃から都市化したのか推測しながら歩いています。