法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

自分の顔に責任を持つべきか?

第16代米国大統領のエイブラハム・リンカーンは、ある閣僚候補を不採用にする理由として「40歳を過ぎたら自分の顔に責任がある」と述べたそうです(原文→ “Every man over forty is responsible for his face.”)。本当の理由を隠すためにそのように述べたのかもしれませんが…

しかし、一定年齢以上の人間は自分の顔に責任を持つべきという考え方には疑問を持っています。若い人でもいい顔をしている人はたくさんいると思うので年齢制限に意味はないと思いますし、何よりも顔を見ただけで人物を適切に評価できる人はほとんどいないのではないかと思うからです。また、障碍や後遺症やトラウマの影響で(不本意にも素人目には)人相が悪く見えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。現代社会では世間受けする顔の方が世渡りしやすいかもしれませんが、顔を見ただけで素人判断で当てずっぽうに人を評価する風潮はなくすべきだと思っています。

ところで私の場合、人生の中で誰からも愛される一番いい顔してたのは0歳児のときではないかと思います。いつの日か0歳児のような屈託の無い笑顔に戻れるといいなと思っています♪