法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

観光地

私はいわゆる観光地にはあまり興味がありません…。多くの観光地は「最大多数の最大幸福」を狙ってデザインされているようで、ターゲットに選ばれた多数派の方々にとっては楽しくて素敵な場所のようです。しかしターゲットから外れがちな人にとっては、楽しみ方がよくわからない場所であることが多いです…

私にとっては有名な観光地に行くよりも、それぞれの地域の街並みや自然を見ながら散策するほうがずっと楽しいことが多いです。街並みには一軒一軒にそれぞれの歴史と物語があり、街全体としても歴史と物語があります。沿道の自然にも人間との関わりの歴史と物語があり、人を寄せ付けない自然にも悠久の歴史と物語があります。そういったことを推測したり想像したりしながら散策するだけで、とても興味深い時間を過ごすことができます。

翻って考えてみると、私が観光地をあまり楽しめない理由は、観光地が背負っている歴史や物語を読み取る能力がまったく足りてないからかもしれません。それぞれの観光地の背景を学び、スタッフやスポンサーの心意気が読み取れるようになれば、観光地を心から楽しめるようになるかもしれません。

これからは観光地の魅力を感じられるよう精進したいと思います。