日野原健司(著),太田記念美術館(監修)「かわいい浮世絵」を拝見しました。「かわいい」浮世絵が多数紹介されています。
描かれているのは、地上の生き物（猫、狐、犬、兎、熊、象、他）、空飛ぶ生き物（雀、木兎、駒鳥、他）、水中の生き物（金魚、蛸、蛙）、不思議な生き物（妖怪、野菜人間、照照坊主、達磨）、人（子供から大人まで）などです。
日本の初期の漫画はもしかしたら浮世絵の影響を大きく受けているのかなぁ、などと思いながらとても楽しく拝見しました（すみません、事実関係は存じ上げません…）。
監修の太田記念美術館は、東京都渋谷区神宮前にある浮世絵専門の私設美術館だそうです。著者の日野原健司さんは太田記念美術館の学芸員で、江戸時代から明治時代にかけての浮世絵と出版文化の歴史を研究している方だそうです。
