法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

武田正倫(監修),川崎悟司(イラスト)「海・川・湖の奇想天外な生きもの図鑑」

武田正倫(監修),川崎悟司(イラスト)「海・川・湖の奇想天外な生きもの図鑑」を読みました。湖、川、浅海、サンゴ礁、外洋に住む不思議な生き物たち105種類の紹介です。紹介される生き物の絵はとても丁寧に描かれていて、その生態はとてもわかりやすく説明されていました。とても面白かったです。

人間社会であれば不道徳とされたり理不尽とされたりすることでも、大自然の中では生き物の生態のひとつとして受け入れられ、むしろ生きるための知恵として肯定的に捉えられて、誰からも責められることはありません。そもそも食べたり食べられたりする関係にあること自体、人間社会においてはありえないことですが、大自然の中では当たり前のことであり、誰からも責められることはありません。

大自然は人間の目から見ると摩訶不思議の塊だと思います。しかし大自然には大自然のルールがあると思います。人間独自の色眼鏡を外して、大自然からたくさんのことを学びたいと思いました。